炎天下の駐輪場に置かれた自転車のサドルが熱くて座れない経験をしたことはないでしょうか?
夏の刺すような日差しを浴びたサドルはうだるような暑さとともに低温やけどでは済まない熱さまで到達していることもあるので迂闊に座ったら大惨事になりかねないですよね。
日の当たらない場所に置けばいいってそんなことはわかっていても屋根のある駐輪場ばかりではありません。
もちろん、駐輪場において日陰は争奪戦ですし日の位置が変わると気づいたら炎天下にさらされているということは普通にありますよね。
これはもう仕方ないことと諦めて、でも火傷のリスクは諦められませんので
- 熱くなってしまったサドルに無事に座る方法
- 炎天下でもサドルの温度上昇を抑えられる方法
ここは押さえておきたいところです。
高温になりやすい自転車のサドルを暑さから守り、熱を抑え安全に乗れるよう対処する方法をお伝えしていきますね。
危険な状態に熱くなったサドルにどう座る?
夏の炎天下に置かれたサドルの温度は危険レベルです。自宅までサドルに座らずに立ちこぎなんてかっこ悪いですし、万が一触れてしまって…なんてこともあったら大変です。ある程度熱を抑える又は、熱せられたサドルに当たらずに座るようにしたいですよね。
濡れタオルで冷やす
近くに水道がある又はペットボトルの水があることが前提となります。タオルを水で湿らせてサドルに置く又は拭くタオルに含まれた水分がサドルの熱を奪いながら気化します。気化熱によりサドルの温度を下げるという方法です。
同じような原理でよく聞くのが「打ち水」です。地面に水をまきその水が熱を奪いながら気化することで地面の温度が下がり周囲が涼しく感じられますよね。自転車に水をかけてしまうと余分なところまで濡れて乾くまで時間がかかってしまうのでタオルを利用し冷やしたい部分のみが良いと思いますよ。
冷却スプレーを使用する
意外と便利な冷却スプレー。服に掛けて置くと涼しいなんてことで夏は利用している人も多いのではないでしょうか?もちろん自転車用ではないので直接吹きかけるよりはタオル等に吹き付けて使用する方が良いと思います。
でも冷却スプレーってサッとカバンに入れて置いて持ち歩くには大きいんですよね。
そんな時は赤ちゃんのベビーカーやチャイルドシート用の冷却スプレー。
持ち歩きにもコンパクトですし直接吹きかけたい人には便利かもしれませんね。
サドルにタオル等をかけてから座る
私が最もよく行った方法です。ハンドタオル汗拭きタオルと夏場はタオルが欠かせませんよね。用意するのは普段使用している手を拭くサイズで充分なので特別なこともなく簡単に対応できるのが魅力です。サドルにタオルを掛けて座るだけ直接肌に触れなければいいという対処法です。当然ずれないように注意は必要ですし、大きすぎて自転車に巻き込まないように気を付けましょう。薄手のハンカチでは熱が伝わってしまうのでタオル生地が良いと思いますよ。降りる際にはうっかり忘れて落とすことがないようにしたいですね。
自転車のサドルが熱くならない工夫
特にサドルって駐輪場を見渡してみればわかるのですが黒が多い印象ですよね。当然洗うものではないので汚れ防止のためではあるのでしょうが…黒以外の色に変えるだけも多少は違うかもしれませんが以前キャメルのサドルを使用していましたがさほど効果はないようです。
当然熱を集めやすい黒よりはいいのでしょうが夏の炎天下の日差しに打ち勝つのは容易ではなさそうです。サドルの色は気休め程度にしかならないのであればどのような工夫が考えられるでしょうか?サドルが座れないほど熱くならないのであれば試してみたいですよね。
タオルを掛けて置く
タオルを掛けて置くだけでサドルの部分だけは直接日が当たらないので熱の吸収を抑えられます。また座るときの間にタオルを挟むより事前に保護しておくことでサドルの劣化も防げますね。高級タオルでなく日を遮られればなんでもよいので万が一駐輪場で盗まれても良いものを使用しましょう。せっかくかけておいても風で飛ばされては意味がないので対策は必要ですね。
アルミシートでカバーする
車にもよく使用されていますがアルミのシートは熱を遮ってくれますよね。となると保冷バックなどを被せておくでも効果がありそうです。
保冷バックでなくてもアルミシートを使いやすい大きさに切るのも良いかもしれませんね。
バイク用にこんなものがありました。自転車用もあればいいのに(T_T)
メッシュのサドルカバーを付ける
今一番気になっているのがこれ。通気性の良いサドルカバー!!厚みもあってお尻が痛くならない、メッシュだから蒸れないっていいですよね。カバー自体は熱を持ってしまうかもしれませんがメッシュな分、直接サドルに座るよりはいいのかな…なんて期待せずにはいられません。
サドルカバーの着脱が簡単にできれば乗るときに付ける、又は乗るときに外すで対応できそうですが結構ずれないようにきっちりつけてると着脱大変なんですよね。だったらつけていて涼しい物を選びたいですよね。
まとめ
夏の炎天下に置かれた自転車のサドルは危険です。まずはすぐに座らないように注意しましょう。
自宅であれば自転車カバーで保護することも可能ですがカバーも持ち歩くのも大きさ的に邪魔になるし重さもあり大変ですよね。
なるべく荷物にならず対応できたら嬉しいですよね。
コメント