医療事務の髪色は自由なのだろうか?気にすべきは髪色より清潔感のある髪型。

仕事

女性に人気の仕事として上位にあがる医療事務ですが、医療という言葉からか黒髪で清楚にというイメージがあるのか髪色については良く疑問の声を聴きます。

これから医療事務として働くけれど髪色って自由なの?
医療事務の仕事に興味があるけど髪色は決まりがあるの?

新しく仕事を始める時には様々な疑問や不安がついてきますよね。
今回は医療事務という仕事においての髪色について私の経験も踏まえてお話ししたいと思います。

スポンサーリンク

医療事務だからといって髪色に自由がないわけではない

近年において黒髪でなければいけないという職場は医療事務に限らずそう無いでしょう。
私が実際に働いていた医療機関でも社則はありませんでしたし、よく利用する医療機関で全員が黒髪ということもありません。茶髪だろうが黒髪だろうがその人の能力が変わるわけではありません。
ですから、他業種と変わらずトップの考えでその辺りは変わってきます。医療機関のトップは個人医院であれば医師であります。医師が頑なに固執しない限り自由な髪色で良いと考えて良いでしょう。ただし、「自由には責任が伴う」と聞くように自身の中で責任の持てる範囲の髪色が望ましいでしょう。要はどのような髪色であっても雇い主(医師)、同僚、患者様に受け入れられれば良いということです。そこに必要なのはコミュニケーション能力であり、人間関係がしっかり保てていれば髪色に悩むことはないでしょう。
つまり、髪色を明るくしたいけれどいいのかな?と悩む時点で自身の中で責任の持てる範囲の髪色ではないということですね。
自分自身で責任が持てない、判断ができない場合は雇い主(医師)、同僚(先輩)に確認することが確実でしょう。
髪色を表すトーンやベースと言う言葉を使うのであれば、社会人として一般的には6~8トーンと言われています。ですが、カラーの出方は人によって違うしもっと明るいトーンでも徐々に変えていく分には全く気付かれないこともあります。すべての医療事務が可能とは言いませんが実際に明るめの10~12トーンくらいの人はいますし、私自身もそうでしたよ。久しぶりに会う友人には「その髪色で仕事大丈夫なの?」と言われるくらいの色味です。

ただし医療事務でも総合病院などへ派遣で行く場合は個人ではなく派遣会社の社名を背負っていくわけですから派遣会社のイメージや派遣会社の品位を落とすようなことは避けなければなりません。その辺りはきちんと派遣会社の決まりを守らなければなりません。

一人の社会人としてモラルある髪色であれば問題ないと考えて良いでしょう。医療事務だから髪色はこうあるべき的な言い方は今の時代には合いませんよね。私の知る限りでは個人医院であればむしろ企業とかの方が髪色は厳しいと感じます。

医療事務において髪色よりも気にすべきは清潔感

髪色よりも気にしなければいけないのは清潔感だと言えます。
医療事務は患者様がその医療機関に来て初めて会う言わば顔です。

例え黒髪であってもきちんと結えてなかったり、前髪が目にかかっているよりも
明るめの髪色で前髪をあげ乱れることなくセットされている髪型のほうが好感がもてるでしょう。

スポンサーリンク

□ 前髪はアップ又は眉毛にかかる程度
□ 肩より長い髪は後ろで束ねる
(髪先をスタイリング剤やアイロン等で整える)
□ 長い髪はシニヨンなど揺れないように配慮する

ここまで徹底しているところは少ないかもしれませんが気を使いたいポイントです。
医療事務って事務でありながらお客様に応対する接客業なんです。

医療事務が気にすべき清潔感のある髪型の理由

気を使いたいポイントには理由があります。
順を追ってみていくと…

□ 前髪はアップ又は眉毛にかかる程度
前髪についてですが、医療事務は椅子に座って業務することがあります。少なくとも患者様を見下ろす体制で仕事することはありません。その為どうしても常に下方にいる自分を上から見られたときに実際よりも長く目にかかっているように見えてしまうのです。相手の目を見て誠実に対応したい時に目にかかった前髪はあまりよく思われません。アップすると活発に見え良いですが抵抗もある人もいると思うので、上から見られても目がしっかり見えることを意識して前髪を横に流す等考えてみると良いでしょう。

□ 肩より長い髪は後ろで束ねる
肩より長い髪は後ろで束ねることですが、意識したいことは仕事中に髪を触らないということです。お辞儀をする、会釈することの多い医療事務では顔に髪がかかることがないようにしましょう。髪が顔にかかるとどうしても手で避けることになります。その避けた手で患者様に保険証や診察券、各書類をお渡しするのですから不衛生であると不快に感じる人もいるかもしれません。そのようにならない為にも髪を束ね顔にかからないようにしていきましょう。

□ 長い髪はシニヨンなど揺れないように配慮する
長い髪はシニヨンなど揺れないように配慮のは気づかいです。髪は命とばかりに綺麗に長くされている方もいると思います。髪の長さは個人の自由ですし、様々なアレンジを楽しみたい気持ちもわかります。しかしながら医療事務は多忙です。ずっと椅子に座っているわけではありません。振り向きざまに揺れる髪は人に当たってしまうかもしれません。綺麗に伸ばした髪だからこそそういった些細なことまで気を配れたら良いですよね。

まとめ

いかがでしたか?
医療事務という職業において基本的にはあまり髪色について厳しい話は聞きませんが
その決まりは経営者や医師の考えによるものです。
善し悪しはその職場ごとで違うので「郷に入っては郷に従え」というようにその職場に合わせる必要があります。
ですから、医療事務だからということはなくどの職種でも同じことが言えると思います。
ただ、私自身の経験などを踏まえてお話しするのであれば医療事務として働く際に特に髪色は自由であると言えます。

実際現場においては、医療事務は髪色よりも清潔感や身だしなみに気を配ることの方が大切だと思います。
髪色も身だしなみの一つと言えばそうなのですが常識を逸脱するような範囲でなければカラーをすること自体は問題ないでしょう。
医療事務は常に医療機関の顔として見られることを意識したいものです。治療にいらした患者様が不快を感じず、安心して話しかけられるよう身なりを整えていきたいですよね。

スポンサーリンク
この記事を書いた人
スミレ

幼稚園教諭をしていたときの、最初に受け持ったクラスが
「スミレ」でした。
小さな命を大切に育てながら、ささやかな幸せや発見をみつけ
あなたにお届けしていきます♪

スミレをフォローする
仕事
スミレをフォローする
スミレの花

コメント

タイトルとURLをコピーしました