まだ7月を迎える前に各所異例の早さで梅雨明けの本年。
猛暑による熱中症に注意し用心することが強く求められています。
気温は、小学生の子どもたちが下校する大体午後2時から3時ころに最高になることが多いと言われています。もちろん、その日の天気や風向きなどによっても変わってきます。ですが、あの炎天下の中を重いランドセルを背負って歩くことはどれだけ過酷か想像に余るものがあります。
少しでも何とかしてあげたいけれどどうしたらいいのでしょうか?
そんな気持ちに応えるお勧めグッズや家庭での過ごし方についてお伝えします。
熱中症になることなく少しでも快適に過ごせたらと思います。
暑さ対策お勧めグッズ厳選
ランドセル背中パッド
登下校肩に重くのしかかるランドセル。他のバックに替えられたり、噂のキャリー等につけて運べたら疲れも暑さも変わるかもしれません。けれども実際それを認めている学校は多くないことと思います。ですから汗を取ってくれたり、背中の蒸れを軽減してくれるランドセル背中パッドで少しでも快適にしてみてはいかがでしょうか?ひんやりと接触冷感タイプもあったり、洗濯もできるので清潔なのも魅力です。重さはそれほどなく30~50g程度、実際い背負わない人が言うことではないかもしれないけれど50gと言えばそうめん1束分なのでその重さで少しでも暑さ対策できるなら良いかもしえませんね。
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帽子
最近では子どもにも日傘なんて声をよく聞きます。日傘をさすことで直射日光を避けることが出来ます。しかしながらこちらもすべての学校で認められているわけでもなく、また登下校時なるべく安全のために手は開けておきたいと考える人もいると思います。そこで欠かせないものはやはり帽子です。つばの長い帽子や日よけのたれ付きのもの、ヘッドクールなどの利用も良いかもしれませんね。また、帽子の通気性が悪いと逆に熱がこもってしまい熱中症対策の妨げとなってしまうため、帽子を選ぶ際は通気性も考慮しましょう。
冷感タオル
水で濡らして、絞って、振るだけ!!たったそれだけでひんやりと冷たいタオルの出来上がりです。首に巻くだけで太い血管が冷やされ体温が下がりますし、首の日よけにもなります。
保冷剤を入れれるタイプもあったり種類の幅は豊富です。保冷材は登校時には良いけれど下校時には溶けてしまいます。そんな時はこの叩くと冷たくなる冷却材もお勧め小さいのでこそっと忍ばせておくことが出来ます。
また子供がタオルをしっかり絞れないという不安や、下校を促され水道によっている時間が取れない場合は濡らさなくてもひんやり気持ちがいいタオルが良いかもしれませんね。
グッズに頼らない対策
涼しい素材の服を選ぶ
夏の洋服こだわりたいのは素材。汗を吸ってくれる吸収性と、汗を素早く乾かしてくれる速乾性に優れた綿・麻・ポリエステルなどがおすすめです。
熱を集めやすい黒い色は避けた方が良いでしょう。
汗をかいたら着替える
幼稚園や保育園では当たり前だった着替えですが小学校になると着替えを持っていくと聞くことはないですよね。ですが汗で濡れた服は通気性が悪くなり、体温が下がりにくくなります。たくさん汗をかいたらすぐに着替えられるよう準備しておくのが望ましいのです。
学校の環境的に可能であれば荷物は増えてしまいますが着替えを持たせるのも考えてみてください。汗で濡れた服から着替えるだけで涼しく快適になりますよ。
送り迎えをする
これだけ暑いと身を守るために涼しくなるまで送り迎えもありだと思います。ただしお子様がお友達と歩いて帰ることを楽しみにしている場合もありますので家庭できちんと話をして決めるのが良いのではないかと思います。
しっかり守れてる?熱中症予防を意識した過ごし方
さあ、家にたどり着いたら安心というわけではありません。
熱中症対策としては、家についた後も注意が必要です。
- 汗をしっかりふき、必要に応じて汗で濡れた服を着替えましょう
- 十分に水分と塩分を補給しましょう
- 涼しい場所で体をしっかり休めましょう
そして、バランスの良い食事やしっかりとした睡眠をとり丈夫な体を作り体調管理をすることで、熱中症の予防になります。
1日の水分の約半分は食事からと言われています。大げさかもしれないけれどそれぐらい食事は大切で食事を抜いてしまうとその分水分が不足してしまいます。水分も食事でとる大切な成分の1つとして、1日3回の食事とこまめな水分補給で暑い夏を乗り切る体をりましょう。
また、ぐっすり眠ることは翌日の熱中症の予防になります。エアコンを使用し快適な気温、湿度を保ち室内環境を整えましょう。寝るときにつけるエアコンの温度設定は27~28℃が最適です。ただし空気循環により冷え方も変わってきますので子どもの様子をみて温度を変えていく必要はあります。
まとめ
これから迎える夏本番に向けてご家庭でできうる熱中症対策は是非実践してみてください。
熱中症対策の予防は多すぎて困ることはありません。
暑い夏を子どもたちが安全に、親御さんが安心に過ごせますように。
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