入学準備にレインコートは必要か?
これについては悩む人が多いのではないでしょうか。
小学校ではレインコートを着て登下校しないし必要ないとよく耳にするのですが本当にそうなのでしょうか?
今回は、小学生のレインコートの必要性についてまとめてみました。
せっかく買ったのに1回2回程度しか着なかったなんて勿体ないですよね。もちろん個人差はありますがこの月例の子どもは平均年間5~7cm身長が伸びると言われます。入学時にぴったりだったレインコートはあっという間に着れなくなってしまいますよね。
小学校の登下校にレインコートは必要ないのかどうか確認したいと思います。
地域や学校の特性を把握しよう
「1年生(低学年)はレインコートが学校の決まりで必須です」
「レインコートのフードは音を阻害するので着用禁止です」
「レインコートや合羽を着ている児童は見かけません」
上記の様に、地域性や、学校の決まりもありレインコートの必要性は全く異なることがわかります
手がふさがる、傘は風にあおられるので傘を持たずにレインコートで登下校する決まりがあることは理解できます。
この場合はレインコートが必要なので悩む必要はないですね。
レインコートは着ても良いが車の音などが雨の日はただでさえ聞こえにくいので注意を払い為にフードは着用禁止も理解できます。
特に決まりはなく各家庭に任せれば面倒くさいレインコート着用している児童を見かけないことも理解できます。
この場合にレインコートを購入するか悩みますよね。フードが使えないならレインコートはやめておこうか?他の子がレインコートを着ていなかったら着てくれないかもしれない…そんな思いがよぎるのではないでしょうか?
さらに、登下校に要する距離時間もそれぞれですよね。1時間かかる子と学校の目の前で5分とかからない子では必要性は変わってきます。
もし悩んでしまったら今すぐ買わなくても一緒に登校する班があれば上級生に聞いてから必要に応じて購入するでも遅くないと思いますよ。
子どもがレインコートを着たくない理由
子どもにとってレインコートは雨から身を守ってくれますがそのメリットよりも使用した時のデメリットのほうが大きいようです。
せっかく購入しても着てくれなかったら意味がないですよね。子どもがレインコートを着たくない理由とはなんでしょうか?
- ランドセルがあるので一人で着るのが大変、手伝いが必要
- 下駄箱が混みあうので脱ぐのに時間がかかると邪魔になる
- 雨で濡れたレインコートを置いておく場所がない
- レインコートの中が蒸れて汗をかく
各々のデメリットをより細かく見ていきましょう。
ランドセルがあるので一人で着るのが大変、手伝いが必要
登校時は親が着るのを手伝えますが下校時は親はいません。幼稚園保育園の様に先生がついてみてくれるわけではありませんので一人で着ることのできないレインコートは友達の手を借りなければなりません。ランドセルがある分小学生低学年がレインコートを羽織るのは困難です。
また、すぐに着れなくなるからと大きいサイズを買うとダボついて余計に着にくくなります。
下駄箱が混みあうので脱ぐのに時間がかかると邪魔になる
登校時間はおおよそ同じ時刻になる学校では下駄箱が混雑します。その中で時間をかけ濡れたレインコートを脱ぐのはなかなかハードルが高いようです。次の子が待っている状態だと慌ててしまいますし、早く通り抜けたい子の邪魔になってしまうこともあります。
雨で濡れたレインコートを置いておく場所がない
レインコートをかける場所がないので濡れたレインコートを袋に入れて教室にもっていかなければならないのもレインコートを着たくない理由の様です。乾いているレインコートを畳むのも大変なのに濡れていたらもっと大変です。うっかり違う袋に入れて荷物が濡れてしまうこともあるかもせ入れません。学校にレインコートを掛けて置いておく場所があればまた違うかもしれませんね。
レインコートの中が蒸れて汗をかく
レインコートの中は汗ばみます。レインコートを着てその蒸れ具合に不快になった経験はないでしょうか?ランドセルを背負って歩くにレインコートは暑く蒸されるので不快感を感じるようです。
また、デメリットではないですがレインコートや合羽をかっこ悪いから着たくないという子も多いようです。幼稚園や保育園の頃は普通に着ていたのにかっこ悪いからなんて成長の証ですよね。
レインコート以外でできる雨対策
それではレインコートを着ない場合雨への対策方法は何かあるのか気になりますよね。
雨で濡れた身体や荷物を拭く為のタオルを持たせることは前提としてそれ以外を考えていきます。
ウインドブレーカーで代用
ウインドブレーカーはナイロンやポリエステルなどで作られた風を防ぐための軽量ジャケットです。風を遮ってくれるので寒い時期の羽織物としても使えるのでレインコートより使い勝手も良いです。撥水性のあるものを選べば多少の雨は弾いてくれるのでレインコートの代わりに用いている人も多いようです。
服に防水・撥水スプレーをかける
衣類用防水・撥水スプレーをかけておくことで服が濡れるのを防ぐ、スプレーすることで雨を弾いてくれるので雨粒が流れ落ちてくれる効果があります。
短パンを履かせ、靴下を持たせる
素肌であれば濡れても拭き取れるし、濡れた靴下は履き替えることで解決できます。
ランドセルカバーのみ使用
教科書だけは濡らしたくないと考えた時ランドセルカバーがあれば安心です。ただ、レインコートほどではないですが着脱の手間があるので子ども自身が濡れることを気にしていない場合は持っていても使用しないケースもあるようです。
レインコート以外でも雨対策はできます。下校時は濡れても仕方がないという考えもあり、また登校時に衣服がビショビショに濡れてしまったら体育着に着替えればよいそうです。レインコートを着なくてもできる対策はいろいろありますね。
まとめ
いかがでしたか?
入学準備としてレインコートは必ずしも必要なわけではないようです。
レインコートの必要性は地域や学校によって異なることがわかりました。
レインコートが必要ないと言われる理由はランドセルがある為着脱の困難、学校に置き場がないためです。
レインコート以外でも雨の対策、対応はできるのでレインコートにこだわる必要はないようですね。
子どもが納得し、安全に登下校をできる方法を一緒に話して見つけていけたらいいですね。
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